キッチンカー(移動販売)の営業許可の取り方を分かりやすく解説|売上の機会損失にならない決済方法についても
「キッチンカーをオープンするぞ!」となった時に必ずいるのが「営業許可証」。
営業許可証がない状態で営業すると、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が課せられてしまいます。
なので、営業許可証は絶対に必要なわけなんですが、申請手続きや注意点が色々あるのでちょっとややこしいのがネック。
そこで、このページではキッチンカーの営業許可申請についてわかりやすく解説していきます。
後半部分では、キッチンカーを始める際の悩みの一つでもある「決済サービス」について役立つ情報も紹介しているので、是非参考にしてください。
キッチンカー(移動販売)の営業許可証を取るための費用と期間
まずは営業許可証を取るための費用と期間から。
自治体により異なりますが、営業許可申請料はおおよそ16,000円~19,000円です。
例えば、東京都新宿区の営業許可申請料は18,300円です。
申請から営業開始までは、自治体によっても異なりますがおおよそ2週間~3週間かかります。
車両検査時に不備があれば期間は長くなるので早めに申請しておくのがオススメです。
キッチンカー(移動販売)の営業許可取得の流れと注意点
キッチンカー(移動販売)の営業許可申請から営業開始までは以下の流れで進みます。
1つ1つ順番に紹介していきます。
保健所で事前に無料相談
営業許可証を取得するためには、保健所による設備(車両)検査への合格が必須です。
検査に合格するためには細かい要件があるため許可が下りない場合もあります。
ですので、キッチンカーの購入や製造をする前に、販売する地域を管理している保健所に相談しておきましょう。
保健所に営業許可申請を提出
保健所により多少の違いはありますが、提出する書類は下記のようなものです。
必要書類の作成・準備が終わったら、保健所に営業許可申請を提出します。
保健所による確認検査
検査日程が決まったら、車両や設備に関する検査が実施されます。
検査内容は、運転席と調理場の仕切り・給水や排水タンク・シンクの大きさ、などです。
営業許可証の交付
確認検査終了後、営業許可証が交付されます。
自治体により異なりますが、許可証は「郵送」もしくは「保健所での交付」です。
営業開始
無事、営業許可証が交付されれば、いつでも営業を開始することができます。
以上で、営業許可申請から営業開始までの手続きは終了です。
ここまで説明してきていうのもアレですが、営業許可申請については保健所に聞けばすべて教えてくれます。
なので、不明点や疑問点があれば、保健所に聞くのが一番確実で早いですよ。
ところで、お客さんとのお金のやり取り、決済方法ってもう決めてるんですか?
それもこれから決めないと、とは思ってるんです
店舗と違いキッチンカーはスペースが限られているので、複数の決済端末や大きなレジを置くのはスペース的に難しいですよね。
かと言って、今はキャッシュレス決済が主流なので「電子マネー決済」「クレジットカード決済」「QRコード決済」と様々な決済方法に対応していないと売り上げの機会損失に繋がってしまいます。
ここからは、そんな時に便利な方法を紹介しますので、ぜひ最後まで見てください。(1分くらいで読めます)
一つの端末で複数の決済方法に対応する「スマレジ」
レジ周りにあまりスペースがない時に役立つのが「スマレジ」です。
スマレジを使えば、一つの端末で「電子マネー決済」「クレジットカード決済」「QRコード決済」と様々な決済に対応できます。
なので、複数の決済端末を置く必要がありませんし、大きなレジを置くためのスペースも必要ありません。
さらに、
- どのメニューが一番売れているのか?
- お客さんが多い時間帯や曜日は?
- 利益率が高い顧客は?
といった情報も管理してくれるため、めちゃくちゃ効率の良い経営ができるようになります。
こういった情報を把握しているかいないかで、キッチンカー(移動販売)の売上げや利益率は大きく変わると言われています。
また、商品が売れた(会計した)時点で売上げが管理されるので、1日の終わりに集計する必要がありません。
つまり、面倒なレジ締め業務から解放されるということです。
でも、初期費用や月額料金が高いんじゃないですか?
スマレジは初期費用無料なので高額な初期投資は必要ありません。
さらに、月額料金0円から始められるので、キッチンカーや移動販売でも導入する人が増えています。
キッチンカーをオープンしてから、「あの決済方法も導入しておけば良かった・・・」と思わなくて良いように導入を検討してみると良いかもしれませんね。